オンラインサロンとは、Web上で展開される月額会員制のコミュニティです。最近は芸能人や経営者に留まらず、一般人でもオンラインサロンを始める方が増えてきています。そこで本記事では、オンラインサロンの作り方やおすすめのサービスを紹介します。オンラインサロンに関心がある方は、ぜひ参考にしてください。オンラインサロンは自分で作れる?結論からいうと、オンラインサロンは自分でも作れます。オンラインサロンの主な作り方は以下の3つです。オンラインサロン向けのプラットフォーム(サービス)を利用する自身のサイトを立ち上げるSNSを活用する専用サービスを利用すると、専門的な知識がなくてもオンラインサロンの立ち上げや運用が可能です。また、オンライン管理や決済などを委託できるため負担も少ないでしょう。ただし、専用サービスは手数料として売り上げから10%~20%程度を差し引かれるケースが多く、なかなか手が出ない方もいるはずです。費用を抑えたい方は、自身のサイトを立ち上げてオンラインサロンを行う方法もあります。また、SNSを活用してグループを作成し、オンラインサロンを行うのも選択肢の1つです。オンラインサロンの作り方手軽にオンラインサロンを開始したい方は、専用サービスを利用するとよいでしょう。専用サービスを使ったオンラインサロンの作り方は以下の4ステップです。オンラインサロンの趣旨やターゲットを決めるはじめに、オンラインサロンの趣旨を決定します。オンラインサロンを立ち上げた時点で、何かしら伝えたいことや目的があるはずです。有名人ではない限り趣旨が決まっていないと集客は難しいため、まずはテーマや趣旨をしっかりと決めることをおすすめします。また、同時にターゲット層も絞り込んでおきましょう。「どのような目的を持っている人なのか」「どのような悩みを持っている人なのか」を絞り込むことで、オンラインサロンの方向性が定まります。オンラインサロン向けのプラットフォーム(サービス)に登録する趣旨やターゲットが決まったら、オンラインサロン向けのプラットフォーム(サービス)に登録します。基本的にはどのサービスを利用しても問題ありませんが、最低限「会員管理」「コミュニケーションツール」「決済処理」の3つの機能を備えているかを確認しましょう。また、専門知識がなくても利用しやすいサービスを選ぶことをおすすめします。ルールや会費を設定する利用するサービスが決定したら、オンラインサロンのルールや会費を設定します。具体的には、定員数や禁止事項の内容などです定員数を多く設定すると収益が上がりやすくなりますが、密なコミュニケーションを取りたい場合はある程度定員数を絞ったほうが効果的でしょう。また、一般的なオンラインサロンの月額料金は1,000円~5,000円ほどが相場です。集客する続いて、オンラインサロンの集客方法を検討します。大規模なオンラインサロンを目指す場合は、XやFacebookなどのSNSを活用して集客するのがおすすめです。小規模なオンラインサロンにしたい場合は、人脈や自身のサイトで参加者を集うとよいでしょう。オンラインサロンが簡単に作れるサービス3選!オンラインサロンが簡単に作れるサービスを3つ紹介します。いずれも専門知識不要で手軽にオンラインサロンを開始できるため、ぜひチェックしてみてください。OneStreamOneStreamは、多彩な機能を搭載した法人向け動画配信プラットフォームです。誰でも簡単に会員動画サイトを作成できることから、すでに多くの企業が導入しています。OneStreamは、社内のマニュアル共有、新人研修やセミナー、Eランニングなどに活用されています。ユーザを任意のグループに限定して動画配信できるため、オンラインサロンを運営したい方にも最適です。また、コメント機能も搭載しているため、参加者同士がコミュニケーションを取りやすくなっています。ユーザ数・転送量無制限で、利用料金は月々10,780円(税込)~です。料金プランは4種類用意していますが、試しで利用するなら最も安い基本プランをおすすめします。基本プランで物足りないと感じたら、ProプランやBusinessプランに変更してもよいでしょう。 DMMオンラインサロンDMMオンラインサロンは、合同会社DMM.comが運営するオンラインサロン専門プラットフォームです。サロン数やアクティブ会員数においてオンラインサロン市場シェアNo.1を獲得しており、堀江貴文さんや俳優の前田公輝さんなど著名人も多く利用しています。利用者が多いことに加え、トップページでは最近オープンした新着サロンや人気サロンを紹介しています。集客に自信がない方や大規模オンラインサロンを目指す方には特におすすめのサービスといえるでしょう。DMMオンラインサロンのもう1つの魅力は、オンラインサロン専門プラットホームならではのシンプルで分かりやすい画面構成です。また、わずらわしい広告表示もないため快適に利用できます。初期費用や年間更新費用は無料で、オーナー報酬は業界最高水準の最大90%となっています。DMMオンラインサロンは決済方法が多く用意されているため、参加者も利用しやすいでしょう。Salon.jpSalon.jpは、株式会社CHIMNEY TOWNが運営するオンラインサロン専門プラットフォームです。西野亮廣さんが利用していることでも知られており、比較的エンターテインメント色の強いオンラインサロンが多くなっています。Salon.jpが目指すのは「挑戦する人がより挑戦しやすくする」環境を提供することです。何かに挑戦したい方、またその挑戦を応援したい方が多く集っています。Salon.jpのもう1つの特徴は、Facebookアカウントがあると簡単に登録できる点です。登録の手間が省けるのは便利ですし、オンラインサロンとFacebookと連携したい方に最適なサービスといえるでしょう。手数料は非公開となっていますが、インターネット上の情報では20%前後といわれています。オンラインサロンを自分で作るメリット情報発信の場が数多くある中で、あえて自身のオンラインサロンを開始するメリットはあるのでしょうか、オンラインサロンを自分で作るメリットを4つ紹介します。クローズな空間で情報発信や交流ができる1つ目のメリットは、クローズな空間で情報発信や交流ができる点です。自身のサイトやSNSでも情報発信は可能ですが、デメリットとして関心のない方でも閲覧できる点が挙げられます。一方、オンラインサロンには、主催者やコンテンツなどに関心がある方しか参加していません。ターゲットを絞って効率的に情報発信できるだけでなく、SNSのように炎上しにくい点も魅力です。商品やサービスをプロモーションできる企業や個人事業主がオンラインサロンを行う場合は、商品やサービスをプロモーションできるメリットもあります。オンラインサロン参加者は主催者や提供するコンテンツのファンでもあるため、高い宣伝効果が期待できます。また、オンラインサロン限定の商品やサービスを提供することでプレミアム化も可能です。情報収集の場として活用できるオンラインサロンは、情報収集の場としても活用できます。オンラインサロンは主催者や提供するコンテンツに関心がある方の集まりであるため、関連する情報が集まりやすい環境が形成されます。斬新なアイデアが生まれたり、問題点が浮き彫りになったりすることもあり、ビジネスチャスにつながるケースもあるでしょう。定期的な収入を確保できるオンラインサロンを作ることで、定期的な収入を確保できるメリットもあります。オンラインサロンの月額費用は自由に設定でき、月額費用×参加人数から手数料を引いた金額が主催者の収入となります。オフラインのイベントやセミナーを開催するよりも費用を抑えられるため、利益率が高いのは大きなメリットです。オンラインサロンの作り方についてまとめオンラインサロンを作ることで、クローズな空間で情報発信できるだけでなく、定期的な収入を確保できるメリットがあります。オンラインサロンを作る方法はさまざまですが、手軽に作りたい場合は専門サービスを利用するとよいでしょう。専門サービスなら特別な知識がなくてもオンラインサロンを開始・運営することができ、オンライン管理や決済などを委託することも可能です。専用サービスを活用して、自分のオンラインサロンを開始してみませんか。